普通の人になりたい。普通にならないといけない。私自身も「普通」になりたくてなりたくて切望していました。
では、なぜ普通の人になりたいのか?心理学を通して解説します。
普通とは
普通とは、みんなの中にある常識です。
どの年代に関わらず、広く一般に知られている当たり前のことです。
普通のイメージ
- 結婚
- 仕事につく(安定職:会社員・OL)
- 家庭をもつ
- 友達がいる
- コミュニケーション能力がある
など広くみんなに知れ渡っている幸せになれる近道です。
普通になりたい心理状態とは
安心したい
昔から「人生のレール通りに進めば幸せになれる」という考え方があります。
反対に、「人生のレールから外れたら人生終わり。不幸せだ」という考え方が根強く存在し一般化しています。そのため、道を外れたら幸せになれないという強迫概念が存在します。
だからこそ、人生のレールから外れないように、親や周りの大人から言われてきた「普通」になることで安心感を得られるからです。
周りの目を気にしている
友達や親など周りから自分がいい評価を貰うために、

いい企業に就職していい大学に入れば自分を認めてもらえる
と無意識のうちに考えて行動しています。
周りからどう思われるかが自分の行動の軸となり、認められることが自分の全てとなります。
認めてほしい承認欲求が強ければと強いほど、周りの人と自分を比べ、自分が周りの人より劣っていると感じた時、普通になりたいならなければならないと感じるからです。
周りと違うと不安
人に合わせて行動しているので、人と少しでも違ったときに不安になります。みんなと同じようになるために、周りと自分を比べて自分のダメな部分を治そうとします。
「周りと違うと冷ややかな目で見られたり、嫌われるかもしれない」
嫌われたくないからこそ周りと同じである必要があると考えるからです。
普通の人にならなくてもいい
そもそも普通の人になって自分はどうなりたいのかな?
今の時代って案外こんな感じだよ。
- 会社に就職したら幸せな生活を送ることが確定した社会ではなくなってきている。
- 結婚したからといって幸せかどうかは分からない。
- みんなが歩んだ道が自分とはあっているとは限らない
みんなから認められて褒められることが全てなのだろうか?
自分自身の幸せはどこにあるのだろうか?

どれが正解かは分からない。
分からないからこそ、
自分のやりたいようにできることからはじめればいいよ。
みんなと違うからといって焦らなくてもいいよ。
自分のできることから少しずつやっていけばいいよ!大丈夫。
まとめ
普通になりたいって思うほど、頑張って生きたんだね。
あなたの顔も知らない僕だけど、生きてくれて本当にありがとう。
僕自身も普通になりたくて悩んでいた一人なので、とても気持ちが痛いほどわかります。
毎日、普通になれないことに葛藤を覚えできない自分を否定し続けていました。
ある日、「今できる範囲のことをこなしていれば大丈夫だよ」と言われて救われて今があります。
辛くて報われない、しんどいそんなことばっかで生きるのが辛いと思う。
ぼちぼちでええから少しづつ進んで自分のペースでいこうね!
<参考文献>
徹底図解 社会心理学 歴史に残る心理学実験から現代の学術的研究まで
活用自在 社会学がわかる事典 森下伸也